何年も前から準備してきたイベントが中止になったりやっと予約が取れた旅行先の宿をキャンセルせざるを得なかったりなど楽しみが無くなっていく、エステティックサロンやリラクゼーションサロンやヘアサロンやネイルサロンに行くことに抵抗感を覚え美意識が低下していく、今までのように家族や友達と気楽に会えなくなり一人で過ごす時間が増えたことで寂しさや孤独感が押し寄せてくる、飲食業やインバウンド事業をしている友達が苦しんでいるのに何もしてあげることが出来ずもどかしさでいっぱいになる、仕事が激減し副業と節約生活を強いられ生きるモチベーションを維持するのが大変など、新型コロナウイルスの被害拡大に伴う悩みや不安を抱えながら生きている方は多いのではないでしょうか。
2019年12月に中国の武漢で発生した新型コロナウイルスはあっという間に世界的なパンデミックとなり、日本国内においても緊急事態宣言やまん延防止等重点措置や飲食店への時短要請など、国や自治体からありとあらゆるものが発せられている状況です。
陽性者が増えたり減ったりを繰り返していて収束はなかなか見えてきません。
収束の定義もわからない状態でこのまま進み、有効的な治療薬が出来るのを待つだけです。
予防ワクチンの普及により重症化のリスクはある程度抑えられている状況ですが、医療の逼迫で病床数が減れば二次的な問題も発生します。
急を要さない手術を後回しにされたり入院したいのに出来なかったり救急車の搬送先がなかなか見つからなかったりなど、新型コロナウイルスとは直接関係の無い病気や怪我に見舞われた場合、適切な医療を速やかに受けられなくなるというのは今までにない非常事態です。
高齢者や持病がある人は免疫力が落ちていて感染しやすいうえに、重症化しやすい傾向にあります。
新型コロナウイルスが収束するのを待つのではなく、ウイルスと共存する覚悟で感染症予防対策に努めるしかありません。
ウイルスが弱毒化しているという見解もあり、少しずつ収束に近づいているような雰囲気が漂っていたりもしますが、油断は大敵で対策を緩めたり妥協したり開き直って対策を怠ったりするのは絶対にNGです。
私たちが個人レベルでやるべきことについてですが、経済活動とのバランスを上手にとりながら不要不急の外出は控えて出来るだけ非対面でのコミュニケーションを心がける、帰宅後の手洗いうがい入浴やこまめなアルコール消毒など基本的な対策を手抜きせずに確実に行う、屋内で長時間過ごす場合は窓を開けて換気をしたりサーキュレーターで空気を動かしたり加湿器を用いたりなどでエアロゾル感染を防ぐ、人と人のソーシャルディスタンスは保ちパーティションやビニールシートで飛沫感染を防ぐ、自治体からワクチン接種券が送られてきたら近くの会場やかかりつけのクリニックで速やかにワクチン接種をしてもらう、マスク着用はマストで隙間が出来ないようにつけ方にもこだわるなどがあります。
ウイルスを寄せ付けないことも大事ですが、免疫力を高めてウイルスに負けない体を作っておくことも大事です。
免疫力をアップさせるために日常生活で意識したいことについてですが、体温が上がると免疫力も上がるのでショウガオールを摂ったり入浴剤を入れたぬるめのお風呂で芯から温まったりしてとにかく体を冷やさない、腸内環境が乱れないように乳酸菌やビフィズス菌を意識的に摂って腸内フローラを整える、ビタミンB群を摂取したり水分補給を頻繁に行ったり運動をしたりして代謝を低下させない、ストレスはしっかりと発散してよく寝て疲れはその日のうちに回復させて自律神経のバランスを崩さないなどがあります。